週の半ばの水曜日。特別真剣に仕事に取り組んでいるときは、この折り返し地点が憂鬱に感じる。
まず、疲れがピークに達する。週はじめから全力疾走していくと、一晩寝ただけでは抜けきらない疲れが溜まって、体はガタガタ。作業に取りかかるのに意識して気持ちを高める必要がある。
またこの日を境に、一週間が瞬く間に終わってしまう気がする。暮れはじめた夕日が見る間に沈んでしまうように、水曜日を過ぎてしまうと、週末が目前に迫る。作業を完了させる日が近いときには、ちょっと焦る。
夏の猛暑のさなか、一週間かんなをかけつづけたことがあった。時間は待ってくれないし、暑さは容赦なくても、手を動かさなくては何一つ前へ進めないこの仕事の、辛いところ。もっと体力に満ちあふれていれば、もっといい仕事ができるかもしれないのに、時間も技術もこれが限界なのだろうかと、気持ちまで萎えかけた。
しかしこの疲れが、ある時点で消え失せる。それも水曜日。ランナーズ・ハイのように、逆に勢いに乗って後半に突入するようになる。汗だくで、無心に体を動かしつづけることで、体の隅々まで活性化されていく感覚。
とはいっても疲れは突然消え失せるものでもなく、夜になればぐったり床についたものだ。休めるものなら、休んでいたい欲求だってもちろんある。それでも動こうと自らを駆り立てられる、時刻が差し迫るプレッシャーって、強大だ。
なんて思ってみたものの、今日はまだ火曜日だった。一日得した気分。

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朝起きて窓を開けたら、雨戸と窓の間にてんとう虫がごっそりはりついていた。前日外壁を異様なほどたくさんのてんとう虫が歩き回っていたから、おかしなものだと思っていたら、どうやら冬を越すためのねぐらを探しまわっていたらしい。こうして群れている様子はあまりかわいくないし、こんなところにいると、何かの拍子につぶしてしまいそうで困る。実際、すでに数匹、、、
夜中に起きなくてはならなくて、早くから床についた日のこと。いつもなら活動している時刻だから、なかなか寝付けるものではない。数時間ゴロゴロしていると、何やら枕元でかさかさうごめいている様子。気持ち悪いので枕をひっくり返してみると、なんとそこにはなかなか立派なムカデが。どうしたものか思案している間に、くねくねとどこかへ去っていってしまった。踏みつぶすならまだしも、寝床にいるのはいただけない。同じヤツかどうかわからないが、後日仕事場の排水溝にいたのを見つけて、、、
ここにはクモがやたらたくさんいるし、他にも蜂とかトンボとか、さまざまな虫たちが飛び込んでくる。こちらが林に侵入していったようなものなので迷惑な話だけど、できれば棲み分けられないものかと、密かに思う。しかし、すごいのと同居している人がいた。なんというか、目からウロコ。
それは "ゲジ" 。体調が8cmはあるんじゃなかろうかという、オオゲジだ。しかも一匹ではない。実はゲジ自体、今年初めて目にした。兄の家に出たという未確認生物からはじまり、出没情報が後を絶たない。もしかして今年は大量発生? でもそんなニュースは聞かない。知らない存在だったので、特徴から調べていくと、ゲジにたどり着いた。今までゲジゲジと呼んでいたのはどうやらヤスデ。方言もあるし、虫の名前は難しい。
ご主人曰く、うちに棲みついているたくさんのクモのように、ゲジも害虫を補食してくれるいいヤツらしい。ムカデのように毒があるわけでもない。飼っているわけじゃなくて、あくまで '同居させていただいている' 関係だから、名前をつけたりはしていない。でも手に取って見せてくれたりすると、ちょっと驚く。食わず嫌いな関係でも、相手のことを知ると身近な存在になりうる。人も虫も一緒!?