図工の時間

夕方、近所の子どもが訪ねてきた。竹が欲しいと言う。何に使うのかたずねてみると、水鉄砲にするんだとか。どうやら幼稚園でつくったことがあるらしい。水遊びするにはまだ早いかなと思いながら、水鉄砲にするなら青竹の方がいいかもしれないと考え、連れ立って林に入り、先日切り倒したばかりの竹から必要な量を切り出した。
最近見た映画に、『トントンギコギコ図工の時間』http://www.tontongikogiko.com/というものがある。まさに小学校の図工の時間をのぞかせてもらっている、ドキュメンタリー。現代の子どもは体がよく動かないとか、道具がうまく使えないとか、独創性に乏しいなど、ネガティブなイメージをもたれている節があるように見受けられるが、創作と精一杯向き合っている子どもたちの活発な姿には、そんな暗さは微塵も感じられない。
奔放な創造力、制作にかける熱意、巧みな道具さばき。フツーな大人は舌を巻く。自分もこんなにできたっけ? 創作と製作を生業とする身にとって、戦々恐々な世界。
子どもの無限大のエネルギーは可能性に満ちている。我が子はもしかすると天才かもしれない、とは結構たくさんの親が思っているらしいこと。でもそれって意外と本当かもしれない。ただ天才が天才でいることが許されない何かがある。それはちょっとやそっとじゃ得体が知れないから恐ろしい。教育のもつ力、もっとちゃんと認識した方がいい。
青竹の節にあける穴、上手にあけられるかなぁ