ここ数日、訪問客が絶えない。一度にあまりたくさんの話をもち込まれても処理しきれなくて困るんだよねぇ とうれしい悲鳴でも聞かれそうなものだが、仕事とは全く関係のない、珍客たち。春休みで時間をもてあましているのかどうだか、近所の子どもたちが入れ替わり立ち替わり、呼びにくる。「モチヅキさ〜ん」。
仕事場の向かいの地区には、それはもう次から次へと、申し合わせたかのように順番に家が建っていく。そして移り住んでくるファミリーは、少子化時代どこ吹く風。高齢者ばかりで静かだった住宅地が、にわかににぎやかになってきた。
はじめは裏山のてっぺんまで探検に出かけた。錆びた有刺鉄線の柵をくぐる。転がり落ちそうなコンクリートの崖を見下ろす。枯れて倒れていた大きな竹を引きずり出す。壊れかけの祠をのぞき、竹と雑木に覆われた小道の、香ばしい匂いのする落ち葉の上を歩いた。それからはもう、すっかり子どもたちのペース。以前は庭をかけずり回り、おそるおそる仕事場をのぞいているくらいだったのに、今では仕事の最中でも食事をしてても家に、仕事場に呼びにくる。
お向かいのSくんは昆虫が大好き。まだシーズンじゃないから、最近は”ハザイ”で虫をつくっている。発泡スチロールのトレーにストローで足をつけて、牛乳パックの羽をつける。大小様々なクワガタがそろった。その隣のNちゃんも負けずに虫づくり。Sくんとはまた違って、ひとつひとつ改造を加えて、つくりこんでいく。数件離れたところに住んでいるMちゃんは、仕事に興味津々。暗くなってお母さんが呼びにきても、なかなか帰らない。仕事の手が離せなくて「あとで」と断ると、Rくんは仕事場の周りをぐるぐる回っては窓をコツコツ叩いていく。仕事にどう区切りをつけるか、こちらはもう四苦八苦。こうなると遊ぶ時間を考慮して工程を組まなくてはいけない。うれしいような、困ったような。
5日には小学校の入学式。12日には幼稚園の入園式があるらしい。そしたらまた静かな午前がやってくる。子どもたちが相手にしてくれるのも今のうちだけかもしれない。なかなかいない”遊べる”近所のお兄さん(おじさん?)。もうしばらくは楽しませてもらおう。
仕事場の向かいの地区には、それはもう次から次へと、申し合わせたかのように順番に家が建っていく。そして移り住んでくるファミリーは、少子化時代どこ吹く風。高齢者ばかりで静かだった住宅地が、にわかににぎやかになってきた。
はじめは裏山のてっぺんまで探検に出かけた。錆びた有刺鉄線の柵をくぐる。転がり落ちそうなコンクリートの崖を見下ろす。枯れて倒れていた大きな竹を引きずり出す。壊れかけの祠をのぞき、竹と雑木に覆われた小道の、香ばしい匂いのする落ち葉の上を歩いた。それからはもう、すっかり子どもたちのペース。以前は庭をかけずり回り、おそるおそる仕事場をのぞいているくらいだったのに、今では仕事の最中でも食事をしてても家に、仕事場に呼びにくる。
お向かいのSくんは昆虫が大好き。まだシーズンじゃないから、最近は”ハザイ”で虫をつくっている。発泡スチロールのトレーにストローで足をつけて、牛乳パックの羽をつける。大小様々なクワガタがそろった。その隣のNちゃんも負けずに虫づくり。Sくんとはまた違って、ひとつひとつ改造を加えて、つくりこんでいく。数件離れたところに住んでいるMちゃんは、仕事に興味津々。暗くなってお母さんが呼びにきても、なかなか帰らない。仕事の手が離せなくて「あとで」と断ると、Rくんは仕事場の周りをぐるぐる回っては窓をコツコツ叩いていく。仕事にどう区切りをつけるか、こちらはもう四苦八苦。こうなると遊ぶ時間を考慮して工程を組まなくてはいけない。うれしいような、困ったような。
5日には小学校の入学式。12日には幼稚園の入園式があるらしい。そしたらまた静かな午前がやってくる。子どもたちが相手にしてくれるのも今のうちだけかもしれない。なかなかいない”遊べる”近所のお兄さん(おじさん?)。もうしばらくは楽しませてもらおう。