少年は確か4歳。活発で、よくしゃべる。この年頃でも、どちらかというと男の子は話がまだ上手ではなく、言葉遣いの巧みさで女の子に引けを取るように思うが、この子はいつでもはきはき。人見知りせず、いろんなことによく気もつく。そんな少年が、ぼくの携帯電話を手に取っていった。「この携帯電話、かっこいいね」
驚いた。ほとんどおもちゃのように(オトナのおもちゃです)携帯電話をいじる子どもはたくさんいるけど、そのものについてこうはっきりと感想をいう子どもは初めてだった。そしてさらに「でもこのボタン、押しにくそう」。といって笑顔を向ける。気に入って手に入れてからもうすぐ3年経つ携帯電話。確かになれないと、押しにくい配列と小ささのボタン。使う場面まで想像して意見をいえるなんて、ひょっとしたらひょっとして、少年は天才かもしれない!?
これだけものがたくさんあって、そのものたちについての情報が錯綜している社会にあって、物欲を誘導する要素は、必ずしも自分の目と感性だけではない。金額、性能はもちろん、どこのメーカー(ブランド)のものか、誰がデザインしているか、どのような評価がされているか、どれだけ有名か、、、といった付加情報によって決定づけられていく。例外はもちろんあるものの、多くの人が選ぶものだとわかると、安心できる。
だからこそ、主観でセレクトできるようになると面白い。人がいいというものが必ずしもいいわけではない。十人十色、好みも違えば生活も違う。自分の思いと呼応するものと出会ったときの喜び。どこのお店をのぞいても同じようなものしか並んでいない今だからこそ、かけがえのない瞬間となる。
少年の妹。まだ1歳にも満たない。すでに歩き回って、ときには兄を凌駕する迫力を臭わせる。この兄妹、すてきなものに囲まれて育ったら、面白いことになるかもしれないと思った。
驚いた。ほとんどおもちゃのように(オトナのおもちゃです)携帯電話をいじる子どもはたくさんいるけど、そのものについてこうはっきりと感想をいう子どもは初めてだった。そしてさらに「でもこのボタン、押しにくそう」。といって笑顔を向ける。気に入って手に入れてからもうすぐ3年経つ携帯電話。確かになれないと、押しにくい配列と小ささのボタン。使う場面まで想像して意見をいえるなんて、ひょっとしたらひょっとして、少年は天才かもしれない!?
これだけものがたくさんあって、そのものたちについての情報が錯綜している社会にあって、物欲を誘導する要素は、必ずしも自分の目と感性だけではない。金額、性能はもちろん、どこのメーカー(ブランド)のものか、誰がデザインしているか、どのような評価がされているか、どれだけ有名か、、、といった付加情報によって決定づけられていく。例外はもちろんあるものの、多くの人が選ぶものだとわかると、安心できる。
だからこそ、主観でセレクトできるようになると面白い。人がいいというものが必ずしもいいわけではない。十人十色、好みも違えば生活も違う。自分の思いと呼応するものと出会ったときの喜び。どこのお店をのぞいても同じようなものしか並んでいない今だからこそ、かけがえのない瞬間となる。
少年の妹。まだ1歳にも満たない。すでに歩き回って、ときには兄を凌駕する迫力を臭わせる。この兄妹、すてきなものに囲まれて育ったら、面白いことになるかもしれないと思った。