知人のご子息が、大学受験を迎えている。果たして興味があるかどうか本人でさえ判断する余裕のない状況で、学校から指定校の推薦枠を勧められて、はなはだ困惑していた。本人はもちろん、知人も親として初めて遭遇する子どもの受験。人ごとながら、大変だろうと推測する。
義務教育とかいうものは、中学で終わっている。高校に進学したときから既に、勉学に励みたいという前向きな(?)姿勢で通学しているはず。やりたいことがあって、そのために必要なものをすでにもっているなら、もしくはそれが他のところにあるのなら、大学に行く必要はないかもしれない。目標は大学に入ることではなくて、その先の、自分の半生に向かっていなくてはいけないから。
でも時として、目的が、手段であるはずの大学に入ることにすり替わってしまうことがある。美術系の予備校では、東京芸大に入りたいがあまり、5年も6年も浪人をつづける、主(ぬし)のようになってしまった人がたまにいる。さすがに腕は相当なものになっていて、いい加減大学行かないで創作活動してみればいいのに、、、 なんて思ったりもするのだが、そこまでいくと意地なのかもしれない。
受験を機に、将来の展望について真剣に考えるのも悪くない。ご子息は意を決して、推薦枠を断った。他校の一般入試を受けることにしたらしい。傍から様子を伺う限りでは、まだ具体的な目標がイメージできたわけではないようだが、進む道を自分で判断していくという、確かな一歩を踏み出したわけだ。この、大学進学のためのシステムが性に合わないことがあるかもしれない。そうしたら辛いこともあるだろう。でも、乗り越えるにはわかりやすい関門。見守っていきたいと思う。
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10月1日より、望月菊磨が福岡で個展をします。詳細はこちらhttp://www.glashaus.jp/pages/kikuma_ft.htmへ。お近くにお越しの際、お立ち寄りいただけると幸いです。
義務教育とかいうものは、中学で終わっている。高校に進学したときから既に、勉学に励みたいという前向きな(?)姿勢で通学しているはず。やりたいことがあって、そのために必要なものをすでにもっているなら、もしくはそれが他のところにあるのなら、大学に行く必要はないかもしれない。目標は大学に入ることではなくて、その先の、自分の半生に向かっていなくてはいけないから。
でも時として、目的が、手段であるはずの大学に入ることにすり替わってしまうことがある。美術系の予備校では、東京芸大に入りたいがあまり、5年も6年も浪人をつづける、主(ぬし)のようになってしまった人がたまにいる。さすがに腕は相当なものになっていて、いい加減大学行かないで創作活動してみればいいのに、、、 なんて思ったりもするのだが、そこまでいくと意地なのかもしれない。
受験を機に、将来の展望について真剣に考えるのも悪くない。ご子息は意を決して、推薦枠を断った。他校の一般入試を受けることにしたらしい。傍から様子を伺う限りでは、まだ具体的な目標がイメージできたわけではないようだが、進む道を自分で判断していくという、確かな一歩を踏み出したわけだ。この、大学進学のためのシステムが性に合わないことがあるかもしれない。そうしたら辛いこともあるだろう。でも、乗り越えるにはわかりやすい関門。見守っていきたいと思う。
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10月1日より、望月菊磨が福岡で個展をします。詳細はこちらhttp://www.glashaus.jp/pages/kikuma_ft.htmへ。お近くにお越しの際、お立ち寄りいただけると幸いです。